コカリナの音階は、6つの穴の組み合わせで決まります。
他の笛やオカリナは、順番に一つずつ穴を開けていけば音階になりますが、コカリナは6つ
の穴の組み合わせで音階をつくります。
1.コカリナの指づかいは、次のようになります。
2.シャープやフラットが付くと次のようになります。
3.その他の指づかいは、次のようになります。
4.音階を吹いてみよう
運指表を見ながら、音階(おんかい)を吹いてみましょう。
一つ一つの音を確かめながら、ゆっくりと吹いてみましょう。
「コカリナの吹き方」のところにも書いておきましたが、唄口のくわえ方は、先端から5ミリメー
トルくらいの浅さを保ってください。
深くくわえると唾液が風洞に入ってしまい、音が出にくくなりますので注意が必要です。
とくに、"ミ"から"ファ"、 "ラ"から"シ" への移動が、最初は少しややこしいですが、頑張り
ましょう。
ちょっと難しいように感じますが、少し練習すれば、すぐに慣れます。
それに、普通の笛(ふえ)だったら3本の指を同時に動かさなければならないハ長調の"ド ソ"
を、コカリナの場合は、1本の指を動かすだけでできたりしますので、簡単に音が出せる場合も あります。 |