コカリナの指づかい



 コカリナの音階は、6つの穴の組み合わせで決まります。

  他の笛やオカリナは、順番に一つずつ穴を開けていけば音階になりますが、コカリナは6つ
 の穴の組み合わせで音階をつくります。



1.コカリナの指づかいは、次のようになります。






2.シャープやフラットが付くと次のようになります。





3.その他の指づかいは、次のようになります。




 「 運指表」は、黒坂黒太郎編 『 コカリナ教則本&練習曲 』 から
引用させていただきました。(承認:2007/9/28)




 4.音階を吹いてみよう

運指表を見ながら、音階(おんかい)を吹いてみましょう。

一つ一つの音を確かめながら、ゆっくりと吹いてみましょう。

「コカリナの吹き方」のところにも書いておきましたが、唄口のくわえ方は、先端から5ミリメー
トルくらいの浅さを保ってください。
深くくわえると唾液が風洞に入ってしまい、音が出にくくなりますので注意が必要です。

とくに、"ミ"から"ファ"、 "ラ"から"シ" への移動が、最初は少しややこしいですが、頑張り
ましょう。
 
ちょっと難しいように感じますが、少し練習すれば、すぐに慣れます。 

それに、普通の笛(ふえ)だったら3本の指を同時に動かさなければならないハ長調の"ド ソ"
を、コカリナの場合は、1本の指を動かすだけでできたりしますので、簡単に音が出せる場合も
あります。




前へ  トップへ  次へ




inserted by FC2 system